【体験談】Co-op留学が教えてくれた「自分で創る」という生き方

お疲れ様です、You!Hey! (ゆーへい)です !
大学卒業後、オーストラリア・カナダでそれぞれワーホリを経験した後、日本の中学校と高校で合計3年間英語教師として勤務。コロナを期にキャリアチェンジをすべく、Co-op留学(以下、コープ留学)で再びカナダへ。
セカンドワーホリを経て、会社にワークビザを出してもらいカナダ5年目に突入!
家探しサポートの会社でマネージャーとして働きつつ、立ち上げたよさこいチームで踊り狂ってます。笑
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① Vanmates(カナダの家探しはお任せ!)
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② APPARE Yosakoi Vancouver(Smile! Shout! Enjoy!がモットーのよさこいチーム)
https://www.instagram.com/appare.yosakoi.vancouver/
今回、Twinsカナダ留学主催の「コープ留学 Advent Calendar 2025」の2日目を担当することになりました。連絡に気づくのが遅れ、初日はネコヤマに取られてしまいました。泣
是非他の方の記事も読んでみてください!:https://adventar.org/calendars/11462
共通のテーマが「コープ留学と私」ということで、「無いものは創る」をテーマに書きたいと思います!それではよろしくお願いします!
コープ留学が教えてくれた「自分で創る」という生き方
「自分が求めているものがここに無いなら、自分で創ればいいじゃないか。」
そう強く思うようになったのは、コープ留学で通っていたカレッジで受講したワークショップがきっかけでした。
講師は中国出身の留学生で、カナダ最高峰の大学院を卒業したにもかかわらず、自分が望む仕事が見つからず悩んでいたそうです。
カナダの就活では「どんな経験があるか」「どんなスキルを持っているか」が最優先。
日本のように “新卒未経験でも採用→育成してもらえる” という文化はほとんどありません。
彼女は外国人で、カナダでの職歴がなかった。
だからこそ、こう考えたのだそうです。
「職歴が無いなら、自分で起業して作ればいい。」
この言葉は、当時の私の価値観を大きく揺さぶりました。
① 学び合いの場を自らつくった「デジマ勉強会」
私が最初に立ち上げたのは、デジタルマーケティングを学ぶ学生同士のコミュニティ「デジマ勉強会」。授業を受けながら感じていたのは、
- アウトプットの機会が少ない
- 同じカレッジでも、クラスや講師によって内容が違う
- 情報交換する場がない
ということでした。
そこでX(旧Twitter)で呼びかけて、学び合い・教え合いができるコミュニティを立ち上げました。上手くいかなかったことの方が多いですが、YouTube撮影、SNS投稿案の作成、マーケットリサーチなど、実践の場があったからこそ得られた気づきも多く、中でも「データ管理が苦手」という自分の弱点を明確に認識できたのは大きな収穫でした。

② ゼロから立ち上げた「APPARE Yosakoi Vancouver」
次に挑戦したのが、よさこいチーム「APPARE Yosakoi Vancouver」の立ち上げ。
衣装も曲も人も場所もない、まさにゼロからのスタートでした。
それでも仲間を集め活動を始め、今では年間20以上のイベントに出演。バンクーバーだけでなく、トロント・サンフランシスコ・ハワイ・ニューヨークにも出演の場が広がりました。日系のイベントはもちろん、それ以外のイベントでも日本のダンスを踊ってほしい、と声をかけてもらえるようになりました。
そして今年、チーム初となる日本での演舞を大阪・関西万博で行う機会をいただきました。ここまで来られたことに、今でも驚いています。

③ Vanmatesへの就職と事業開拓への挑戦
世界中からカナダに集まる外国人に向けて住居サポートを行うVanmatesという会社に、コープ留学の座学期間中から入社することができました。
元々「日本人の海外進出を支援したい」という想いがあった私にとって、理想的な職場でした。
当時募集していたのは営業職だけでしたが、
「日本人としてアジア市場を開拓したい」
「マーケティングにも携わりたい」
と会社に提案し、交渉を重ねることでマーケティング業務も担わせてもらえるようになりました。
それまで会社になかった仕組みをえたり、新しいプロダクト制作に関わったり、気づけばマネージャーとしてチームを任される立場に。
自分のような役割の人が会社にいなかったため、評価基準を自分で作り、会社に提案して交渉したこともありました。


④ 日本人コミュニティ「Y’s(ワイズ)」の立ち上げ
もう一つ大切な活動が、日本人コミュニティ「Y’s」の立ち上げです。
どの国でも中国系、韓国系、南米系…それぞれの文化コミュニティがありますが、意外と日本人だけのコミュニティは多くありません。
異国で似たような悩みや壁を経験している者同士だからこそ、助け合える。
そう信じて、多様なバックグラウンドを持つ日本人が集まり、互いに学び合える場を作りました。
AIやテクノロジーが急速に発展する今、ただ言われたことをこなす人ではなく、
新しい価値・役割を自ら生み出せる人間が求められていると感じています。
カナダは多文化の国で、日常的に価値観が覆されます。
日本に比べて不便なことも多く、当たり前だと思っているものが手に入らないこともあります。
でもそんな環境だからこそ、
- 多様性を受け入れる力
- 柔軟に考える力
- 限られた環境で工夫する力
- 仲間と協力して前に進む力
が鍛えられます。
そして何より、自分の人生を自分で創っていく喜びに気づけます。
コープ留学は、私にとって単なる「留学」ではなく、
“自分で道を切り拓く力” を学んだ大きな転機でした。
自らの安定を手放しカナダに来ることは非常に勇気がいることだと思います。
正直不安になることや辛いこともたくさんあります。
「おもしろきこともなき世をおもしろく」
困難な状況でも、捉え方を変えることで、それを乗り越えたり楽しんだりすることができます。
皆さんの留学が有意義で実りあるものになりますように。
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