【コープ留学〜帰国後の転職体験談②】コロナという逆境を乗り越えて
カナダCo-op留学〜転職体験談 M.A さん
Co-op留学期間:2022/4/28~2023/4/28
留学先:Toronto School of Management
プログラム:Diploma in Digital Marketing Specialist Co-op
現在:日本へ帰国、ヘルスケア業界の法人営業へ転職
留学前の略歴を教えてください
文系大学を卒業後、SIerの企業でシステムエンジニアとして約3年勤務。その後一度トロントに留学に行くも新型コロナウイルスの影響で一時中断。ダイバーシティ&インクルージョンのコンサルティング企業で法人営業およびオンライン研修の企画・運営を担当していました。
留学を決めた理由を教えてください
もともと父が長年海外駐在をしていて、私もいずれ海外で生活してみたい!と思っていました。 決断したのは25歳の時。20代の時間とお金が自由に使える間に海外で長期滞在したいと思いました。社会人留学のため、英語+αの知識を得てまた働きたいと考えていました。2020年に一度、留学に行きました(この時は語学留学→カレッジ進学という長いスパン)が、新型コロナウイルスの影響で一時帰国。もう一度目的と期間を整理したときに見つけたのがCo-op留学。大学時代から「マーケティング」に興味があったので、デジタルマーケティングを選びました。
Co-op留学を振り返ってみてどうですか?
- 勉強+仕事+遊び、詰め込んだ1年
Co-opプログラム10ヶ月と3年前卒業できなかった語学学校に通い、1年で2つの学校を卒業しました。Co-opプログラムではインターンの代わりにキャプストーンプロジェクトを受け、スモールビジネスのクライアントのマーケティングプランとWebサイトを作成しました。
他に、日本人従業員ゼロのギフトショップでのアルバイトとTwinsカナダ留学でブログ作成、セールスマーケティングを担当しました。プライベートでもイエローナイフ、モントリオール、フロリダ、ニューヨークへの旅行、ミュージカル鑑賞…自分がやりたいことを詰め込みました。帰国後、夢から覚めた感覚になるほど、たくさんのことをギュッと凝縮した1年でした! - 4年越しに達成できた留学
一度は未曾有の感染症で断念された留学。それでも諦めず再度挑戦できた留学。1ヶ月ごとにカナダの滞在歴が更新されたことに幸せを感じました。とにかく健康に生きて留学が終えられたこと、20代のうちに大きな挑戦ができたことは私の自信になりました。
帰国後の転職活動へ向けてどんな準備をしましたか?(帰国前)
- 転職エージェントや転職サイトへ登録
どんな企業があるのか、企業はどんな人を求めているのかを把握するために登録しました。登録したのは以下のサイトです。- doda
- 女の転職 type
- ビズリーチ
- もなきさんへ相談
一度仕事は変えていますが、その時は知人の企業に入社したので、転職活動をすること自体は初めてでした。帰国後どんなことをしたいかや何から始めたら良いかということも含めて、Twinsカナダ留学代表であり、人事の経験や知識が豊富なもなきさんに一度相談させていただきました。 - 職務経歴書作成のための事前準備
職務経歴書に自己PRを書くために、自分が働いてみたい職種や気になっている企業がどんな人を採用したいと思っているのかを事前に知ったうえで、自分の強みと経験を書いた方が良いと言われたので、情報収集をしていました。
日本帰国後の転職活動の流れを教えてください
私は日本に帰国して2ヶ月間の転職活動でした。スケジュールは下記の通りです。
4月末:帰国
↓
5月上旬:職務経歴書と履歴書を作成
↓
5月中旬:もなきさんの添削
↓
5月下旬:書類提出スタート
↓
6月前半:カジュアル面談や一次面接スタート
↓
6月中旬〜下旬:二次面接や最終面接を受けていく
↓
6月下旬:内定、オファー面談
転職活動の結果はどうでしたか?
書類提出:6社
→ 一次面接(またはカジュアル面談):3社
→ 二次面接:2社
→ 最終面接:2社
→ 内定:1社
最終的にヘルスケア業界の法人営業として内定をいただきました。8月から社会人復帰します!
キャリアチェンジや希望の転職が実現できたポイントは何ですか?
- 目の前のことに真摯に向き合う
それぞれのアサイメントやキャプストーンプロジェクト。最初は自分にとってハードルが高いと感じたり、なかなかグループワークで自分の意見を発言できなかったり、悔しい思いもしました。それでも、常に何かしらの収穫を得たい、グループに貢献したい、そんな思いで取り組むことで「自分事」として取り組むことができたので、成長も実感できましたし、自分の言葉で経験を語ることができました。 - 何事にも挑戦する
チャレンジできる人はどこでもチャレンジできますが、せっかくカナダにいるから、せっかく留学に来ているからという思いがチャレンジの後押しになることもあります。カナダでの経験が良い意味で自分を変えるきっかけになったり、逆に自分のブレない軸が見つかったりするので、目の前に来たチャンスを全てモノにする勢いで挑戦すると引き出しが増えると思います。 - 発信してみる
私は情報収集のためにTwitterを使用して、授業の振り返りをNoteで行っていました。そのおかげで、もなきさんをはじめ、カナダで頑張るCo-opers(クーパーズ:Twinsカナダ留学が運営するコミュニティ)の皆さんに出会い、転職の相談ができたり、Twinsカナダ留学のお仕事のお手伝いもできました。 - 面接準備をしっかり行う
想定質問を考えて、自分がどんなことを伝えたいか、職務経歴書も踏まえて自分の経験や強み・弱み、将来についてを箇条書きではなく自分の言葉で準備しました。これは模擬面接や本番の面接が終わるごとにアップデートして、うまく答えられなかった質問を重点的に文章化していきました。その際は、「結論を先に短く」を意識して文章化しました。
これから帰国して転職活動する人へのメッセージをお願いします
- 職務経歴書は添削してもらう
転職活動が初めての方は特に添削していただいた方が良いです。経験ではなく、書き方で落とされてしまうのはとてももったいないことなので、自分の経験や自己PRが魅力的に伝わる職務経歴書にするために添削してもらいましょう。 - 帰国後のプランを具体化してみる
留学生活中は忙しくて、なかなか帰国後の予定やキャリアを考える時間が持てないかもしれません。ですが、その中でも時間を見つけて帰国後の自分の姿をできる限り具体化しておくと、転職活動がスムーズに進むと思います。1人では難しいと感じる方は、もなきさんとぜひ面談を組んでください。助けになること間違いありません。 - あくまでもご縁だから落ち込まない
就職活動や転職活動は企業とのご縁です。受験と違い、それぞれの価値観が合わなければ努力をしても内定は出ないでしょう。できる限りの準備はしますが、たとえ選考途中にお断りがあっても深く落ち込むことなく、次に進みましょう。 - Co-opプログラムでの学びが直結しないことも
これは私のことです。カナダではデジタルマーケティングを専攻しましたが、帰国後は法人営業職に就きます。留学中は、漠然と帰国後はデジマ関連の職に就きたいと思っていましたが、自分なりに情報収集した際に、直感的に自分の雰囲気と合うデジマ関連の企業が見つかりませんでした。そのため、私の性格や働き方をわかってくれているもなきさんに相談し、企業を紹介していただきました。結果、法人営業と言ってもマーケティングの要素も含まれている職なのでデジマの知識は活かせそうです。
回り道をしてもいずれ自分がカナダで学んだこと、経験したことが役に立つこともあります。絶対に〇〇になる!という強い目標があるも良し、流れに身を任せて目の前に来たチャンスを掴むもよしだと思います。
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ID:@602jfgjr