【バンクーバー】アルバイト探しの定番「ドロップオフ」とは?差をつけるコツも紹介
海外では定番!?ドロップオフとは?
ドロップオフとは前述の通り「履歴書を直接会社や店舗に持参し応募する」ことです。特に小規模な企業や店舗では、オンライン応募よりドロップオフが好まれることもあります。日本では見慣れない応募方法ですが、海外では定番の仕事探しの手法であり、カナダの飲食店では日常茶飯事です! お店に直接行き、店員さんに英語で挨拶し、履歴書を渡す…考えただけで緊張してきますよね…そんな方のために、次はドロップオフのやり方について詳しく説明していきます!
ドロップオフの流れ
Step 1 履歴書の準備をする
まずはお店に渡すレジュメを作成しましょう。カナダのレジュメは日本とは異なり決まった形式はありません。Canvaなどのツールにはさまざまなテンプレートがあるので、その中からシンプルで見やすいデザインを選び作成することをおすすめします。また、レジュメに記載する内容は、応募する職種に関連する職歴やスキルを強調することが大切です。 Twinsカナダ留学のYoutubeチャンネルでは、カナダで約20件もの仕事から内定を得たTakumuさんをゲストに、採用されるレジュメの書き方を解説している動画があります。これからレジュメを作る方は、ぜひ参考にしてみてくださいね!
Step 2 どの店舗に訪問するか決める
無闇やたらに配るのではなく、ある程度目星をつけておくと効果的です。事前に求人情報や立地、アクセスも忘れずにチェックして、ドロップオフをするかどうかきめてみましょう!決め方はそれぞれかと思いますが、私は「学校の近く」の店舗を中心に目星をつけてドロップオフしていました。その理由は次の「訪問先の決め方のポイント」で説明します。
Step 3 直接訪問して履歴書を渡す
第一印象は重要なので、身だしなみを整え、明るく前向きな態度で訪問しましょう。短い会話でも自己アピールすることが大切です!でも緊張しすぎなくて大丈夫。私がドロップオフしたレストランはどこも親切に対応してくれました。
訪問先の決め方のポイント
では、前述のStep2「どの店舗に訪問するか決める」という点において、さらに深掘りして説明して行きます。
①エリアを決める
上記で述べたように、まずは自分の働きたいエリアを決めます。家の近く、学校の近く、繁華街、治安の良いエリアなどが基準となるでしょう。
一例として、私がどのようにエリアを決めたかを紹介します。私は上記でも述べたように「学校の近く」というエリアにました。私が受講している授業は午後4時からなので、学校が始まる前の時間をアルバイトに当てて時間を有効活用したかったからです。また、友達は家の近くのレストランを中心にドロップオフをしてアルバイトをゲットしていました。最初はダウンタウンで仕事を探していましたが、やはり競争率が高かったこと、また学校がない日にわざわざダウンタウンに行かなくていことなどから、家の近くのレストランなどにドロップオフをすることを決めたそうです。皆さんも、留学後の生活スタイルに合わせて場所を決めてみてください。
②お店のジャンルを決める
次に、エリア内のどのお店で働きたいかという「お店のジャンル」をある程度決めましょう。カフェ、レストラン、バー、小売店などが基準となるでしょう。カフェやレストランなどで働くことができた場合、賄いがもらえる可能性が高いです!また、バーは客単価が高くなりやすいため、一般的にもらえるチップが高くなる傾向にあるようです。また、人気のアパレルで働いている知人は、社員割引の制度があるので少し安く洋服を買うことができるそうです!ただ、カフェは出勤時間が早朝だったり、逆にバーは深夜までのシフトになりがちなど、お店の形態によって特徴やメリット・デメリットもありますので、自分の中で基準を設けるといいかも知れません。
③求人をチェックする
ある程度目星が付けられたら、次はそのお店が求人を出しているかを確認します。 JPカナダやindeedなどで探すのがおすすめです。事前にドロップオフの候補リストを作ると効率的にドロップオフの計画ができます。 といいつつ私はめんどくさがり&運命を信じるタイプなので、求人チェックは行わず、候補の店を片っ端から訪れてドロップオフしていました。その代わり断られることもしばしば。ただそのおかげか、ネット上に求人を出していないお店でアルバイトをさせてもらうことができました。
④優先順位を決める
最後に、自分の候補の中で、レジュメを配る優先度を決めます。求人の有無や自分の希望度が高さなどで決めてみてください。あとは、レジュメを持って店舗に行くだけです!
これだけは押さえたい!ドロップオフの基本のキ
採用担当者は毎日多くのレジュメをチェックしています。しかも、とても忙しいことがほとんどです。そんな中で「この人に会いたい!働いてもらいたい!」と思ってもらうために、以下の4つのポイントを押さえておきましょう。
①レジュメはシンプルで見やすく
レジュメにはたくさんの内容を書いたほうが良さそうに思えますが、実はそうではありません。内容は必要最低限にまとめるのが効果的です。簡潔でシンプルなレジュメにすることで、忙しい採用担当者にもあなたの強みや経歴が伝わりやすくなります!
②聞かれることはレジュメに書く
出勤可能な曜日や時間、ビザの種類と期限、フルタイムかパートタイムか、希望ポジションなどは、目立つ場所に書きましょう。特に電話番号などの連絡先は、わかりやすい場所に正確に記載することが大切です。採用担当者がスムーズに連絡できるようにしましょう!
③笑顔!自信!元気!
日本でもカナダでも、第一印象はとても大切です。お店にレジュメを持って行くときは、笑顔を忘れずに!明るい印象で、相手に良いイメージを与えましょう。
これができたら尚よし!周りと差をつけるためのTips
上記の基本ができたら、次のステップとして、周りと差をつけるために以下のことにも挑戦してみましょう。
①簡単な自己アピール
ドロップオフのためにお店を訪れた際は、短い会話の中で自分を簡潔にアピールして、印象を残しましょう。職歴や強み、熱意をわかりやすくまとめて伝えられるよう、事前に練習しておくのがおすすめです。
②フォローアップの連絡をする
ドロップオフをした後、数日経っても連絡が来ない場合が少なくありません。特に志望度が高いお店なら、フォローアップの電話やメールをしてみましょう。採用担当者が忙しくてレジュメのことを忘れている場合もあるため、連絡をすることで再度注目してもらえますし、あなたのやる気もしっかり伝わります!
③とにかく場数を踏む
ドロップオフは「場数」も大事です!最初は緊張するかもしれませんが、回数を重ねるうちに話し方のコツがつかめたり、自分の得意なアピール方法が見つかったりします。経験値を高めて、希望の仕事につけるように挑戦してみましょう!
メリットデメリット
メリット
- 志望度を直接アピールできる
やはりオンラインでの申し込みとは違い、レジュメを手渡す際に直接お店の人と会話ができます。その場で熱意や志望度、人柄を伝えることができるのは大きなメリットでしょう。お店側にとっても「どんな人が働きたいと思っているのか」を知る良い機会になります。
- 求人が出ていなくても応募できる
私の場合、求人を出していなかったお店にレジュメをドロップオフをしてみたことで採用されました。気になるお店があれば、ぜひドロップオフをしてみることをおすすめします。また、私は友達と出かけるときも常にレジュメを持ち歩くようにしていました。プライベートでカフェやレストランを訪れた際、雰囲気やメニューが気に入れば、その場でレジュメを渡すのもおすすめです!
- 社風や職場の雰囲気を直接感じ取れる
前述した通り、レジュメを渡しに直接お店に行くことで、お店の雰囲気などを感じることができます。逆に、事前のリサーチで志望度が高まったお店があったとしても、レジュメをドロップオフをしに行ってみたら「ちょっと合わないかも…」と思いドロップオフをやめたこともありました。また、お店の周辺環境や治安もチェックできます。特に夜遅いシフトがある仕事の場合、通勤で通る道が安全かどうかを確認しておくことは大切です。
デメリット
- タイミングを見極める必要がある
お店が忙しい時間帯に訪問すると、十分に話を聞いてもらえない可能性があります。特に飲食店やサービス業では、ピーク時を避けることが大切です。
- マネージャーの手元までレジュメが届かない場合がある
単にレジュメを渡して満足してはいけません。面接のチャンスを高めるためには、採用の決定権を持つマネージャーに直接見てもらうことが非常に重要です。レジュメを渡す時にマネージャーがいるかどうかを聞いてみましょう。
- その場で面接される可能性がある
担当者が時間に余裕がある場合、その場で面接が始まってしまうことがあります!「もしかしたら面接してもらえるかもしれない…」と身構えているだけで、実際に面接をしてもらえることになった時に冷静に対応できます。レジュメのドロップオフをする時は、レジュメを渡す時に使うフレーズだけでなく、簡単な自己紹介や志望動機もあらかじめ練習しておくと安心です。
実際に使える英語表現
採用しているか聞くフレーズ
- Hi, I’m [〜]. I’m looking for a job and I was wondering if you’re hiring now?
(こんにちは、私の名前は[〜]です。仕事を探しているのですが、現在採用されていますか?)
求人を出しているお店への訪問時
- Hi, I’m 「〜」. I heard you’re hiring and wanted to drop off my resume in person.
(こんにちは、私の名前は[〜]です。求人があると聞き、履歴書を直接お持ちしました。)
マネージャーと話せるか確認するフレーズ
- Is it possible to talk to your manager?
(マネージャーとお話しできますか?)
- Is the manager available?
(マネージャーはご在席ですか?)
別れの挨拶
- Thanks again for your time. Hope to hear from you soon!
(お時間をいただき、ありがとうございました。ご連絡をお待ちしております。)
まとめ
いかがでしたか。日本では馴染みのないレジュメのドロップオフですが、こちらの記事を参考に準備をしっかりすれば、きっと大丈夫です!皆さんが良い職場に出会って充実した海外生活を送れることを祈っております!!
また当社では、コープ留学した人が集う現地コミュニティ(Co-opers:クーパーズ)を運営しております。カナダでの生活に関する疑問や不安を気軽に相談したり情報交換ができる相互扶助のコミュニティです。
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