社会人留学に不安はなかった? Vol.10(デジマ)
みなさん、こんにちは。Twinsカナダ留学のもなきです。
人気シリーズ「社会人留学に不安はなかった?」のインタビュー記事です。
今回も、「社会人留学をするにあたって不安はなかったか」というテーマで、社会人Co-op(以下:コープ)留学をした人が集うオンラインコミュニティ(Co-opers:クーパーズ)のメンバーにインタビューしてみました。
第10回目のゲストはMKさん。
簡単にプロフィールを紹介すると、
- 28歳(渡航時)、女性
- 大学卒業後、旅行会社へ入社し約4年間勤務。
- 海外旅行企画、カウンターセールス、国内外の添乗員などを担当
- 2021年5月、Digital Marketingを学ぶためCo-op留学
Co-op留学に興味・関心を持ったのはなぜですか?
大学時代、ニュージーランドでの語学留学を経験し、その後も海外に長期滞在する夢を抱きつつ社会人生活をスタートさせました。
しかし、忙しさに追われ、夢の実現には至っていませんでした。
ところが、コロナによって勤務先の旅行会社の業務がどんどん減っていき、そのまま旅行業界に勤め続けることに不安が募ったことで、海外に行くことへの想いが日に日に強くなっていったのです。
空いた時間を利用してCo-op留学について調査したところ、専門分野を英語で学び、現地で働くことができるため、将来のキャリアにつながる点に魅力を感じました。
Co-op留学はどのように知りましたか?また、どのように調べましたか?
当時、ワーキングホリデーはコロナ禍の影響で渡航が難しい状況でした。
予算的に、現地で働くことができないと留学が難しかったため、エージェントからワーホリの代案としてCo-op留学について教えてもらったことがきっかけです。
その後はYouTubeやX(旧Twitter)で実際に渡航されている方の様子を調べたりしていましたね。
Co-op留学を決断したタイミングはいつですか?
渡航の約半年前に決めました。
コロナ渦でビザの承認までに時間がかかったり、渡航条件が常に変更していてカナダの国境が閉鎖される不安もあったので、なるべく早めに渡航したいと考えました。
それに加え、私が希望していたカレッジの入学日は、年に数回しかありませんでした。
ESLに通う期間も含め逆算すると、すぐにビザの手続きを開始したほうがいいとのことで、留学のリサーチを開始してから決断までの期間はとても早かったです。
Co-op留学を決断したとき、会社を辞めることに不安や心配はありませんでしたか?
会社を辞めることに対して、特に不安はありませんでした。
旅行業界はコロナ渦で仕事環境が不安定になり、将来のキャリアへの不安が増していたからです。
むしろあの時は、環境を変えて新しいことを学べることにワクワクしていましたね!
上司には、留学したいことを以前から相談していたこともあり、スムーズに退社ができたと思います。
当初Co-op留学後のキャリアについてどのように考えていましたか?
留学当初は、留学後は接客業やサービス業から離れ、完全に異業種へ転職したいと思っていました。
前職での仕事(業界)は、手続き系のマニュアル作業がとても多かったので、クリエイティブに働きたかったからです。
そのため「デジタルマーケティングの知識をカナダで身に着けて、脱サービス業だ!」なんて考えていましたが、今考えると、現地就職の難しさをあまり考えておらず、浅はかだったな…と思います。
現在は、キャリアについてどのように考えていますか?
日本とカナダで培ったカスタマーサービススキルを軸に、英語とデジタルマーケティングスキルを組み合わせて、地元の経済発展に携わっていきたいと考えています。
Co-op留学中のインターンシップでは、携帯会社でのカスタマーケアと現地の旅行会社でトラベルコンサルタントとして働いていました。
特に現地の旅行会社で働いたことは、これからのキャリアを考える上で非常に良い経験でしたね。
仕事では、主にカナダから日本への旅行者に向けて、航空券の手配やレールパス(= 外国人旅行客を対象に、その国の鉄道やバスが期間中乗り放題になる乗車券)の販売や、ウェブサイトでのセール情報や航空券の運賃などの情報更新を担当していました。
お客様に航空券やレールパスを販売する時、日本での旅行に関する情報を伝えつつコミュニケーションできた実感がありました。
日本での旅行業界のキャリアが、カナダでの仕事とマッチした印象的な瞬間です。
この経験から、前職の経験を完全になかったことにするのではく、これまでの経験や学んだことを組み合わせることで、自分の強さを発揮できると学びました。
さらに、一時帰国した際に「自分の地元では英語がビジネスの武器になる!」ということを改めて把握しました。
なので、これまで経験したカスタマーサービススキルを軸に、英語とデジタルマーケティングの組み合わせを自分の強みにして、地元の経済発展に携わっていきたいと考えています!
いまの仕事とそれを選択した理由
現在は、Co-op留学を終了し、ずっと行きたかったオーストラリアでワーホリをしています。
ワーホリの年齢制限が来る前に、カナダでの海外就職の経験を活かしてオーストラリアでもホテルや旅行系のオフィスワークをする計画だったのですが、実際にはなかなか希望する職に就けませんでした。
今は海辺の田舎でオペア(=ホームステイ先の子供の世話や家事を手伝うことで、食事を含めたホームステイ代が無料になるプログラム)をしています。
ホストファミリーとビーチや川に行ったり、サーフィンや釣りなど、オーストラリアの大自然を満喫しています。
最近スケジュールが落ち着いてきたので、これからは、カナダでボランティアをしていた英語学校のソーシャルメディアマネジメントを再開しながら、日本帰国時の就活に備えて準備していきたいと思います。
今、Co-op留学を考えている方へ一言!
Co-op留学に限らず、海外での現地就職はそんなに甘くないことは、実感としてあります。
ですが、自分の目標を明確にし、自分から積極的に行動していきチャンスを掴み取りに行くことが、理想の留学生活に近づけるコツだと思います。
私は具体的な計画を立てることが苦手だったので、「絶対にこれはする・しない」という軸を決めて留学生活を送りました。
社会人でのCo-op留学は、キャリア面での不安があるかと思いますが、少しでも関心があれば、検討する価値はあると思います。
日本では出会えないような人たちから刺激を受けることが多く、今後の人生の選択肢が広がるからです。
もし行くことを決めたのであれば、しっかりと準備をして、軸を決めて、Co-op留学を充実させてください!
もなきから一言
MKさんとカナダで最初に会った頃は、上述の携帯会社のカスタマーケアからの転職を考えていた頃でした。
当時は「旅行業界から出る」ことへ目が向いてしまっていましたが、話を聞いていくと、コロナ禍で旅行業界の仕事が本来の仕事ではない雑務に追われてしまったことが嫌だっただけで、旅行を通じて顧客をサポートすることはむしろ好きだしやりがいを感じていることが分かりました。
MKさんも書かれていますが、日本での経験をなかったことにするのではなく、いかに組み合わせてカナダでのキャリアにアピールしていくかという観点はとても大事です。
今いるオーストラリアでの経験もそこに重ねて、ぜひ自分の武器をどんどん増やしていってください!
さいごに
当社のコミュニティには、デジタルマーケティングを専攻した方が他にもいらっしゃいます。
Twinsカナダ留学のInstagramやYouTubeでも登場しているあの人です(笑)
ぜひこちらもご覧ください!
当社では、コープ留学した人が集うオンラインコミュニティ(Co-opers:クーパーズ)を運営しております。
コープ留学に関する疑問や不安を気軽に相談したり、自分の事例をシェアしたりしながら情報交換ができる相互扶助のコミュニティです。
Twinsカナダ留学を通じてCo-op留学を決められた方は、全員加入が可能です。ぜひフル活用してください。
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ID:@602jfgjr