【体験談】「カナダではコネが大事」ってどういうこと?行動力で切り拓いたコープ留学

お疲れ様です。Eiichiと申します。
Co-op留学(以下、コープ留学)でデジタルマーケティングを専攻し、Twinsカナダ留学のSNS担当として、YouTube shortの作成に携わっています。また最近は寿司シェフ、そしてフリーランスのマーケターとしても働いており、忙しくも充実した日々を過ごしています。
こちらがXのカナダ留学アカウントです!
https://x.com/Eiichi_Canada
今回、Twinsカナダ留学主催の「コープ留学 Advent Calendar 2025」の12日目を担当することになりました。
共通のテーマが「コープ留学と私」ということで、コープ留学でよく言われる「カナダでは行動力とコネが大事」とはどういうことなのか?を自分なりの言葉で解釈してみようと思います。これからコープ留学を考えている方や絶賛留学中の方を少しでも後押しできれば幸いです!それではよろしくお願いします。
僕はレジュメを出さずに仕事を手に入れた
僕はカナダに来てからのマーケティングや飲食店の仕事を、一度もレジュメを出さずに獲得しました。
「カナダではコネが大事」とよく言われますが、実際に1年暮らしてみて、その意味を痛いほど実感しています。
ただ、僕自身は「運よく繋がった」わけではありません。
意識的に動いた結果として、チャンスが転がり込んできたという感覚に近いです。
留学前から行動したことで広がった「最初のコネ」
僕の行動力は、実はカナダ渡航前から始まっていました。
GWにバンクーバーへ下見渡航をして、Twinsカナダ留学代表のもなきさんに主要カレッジの日本人スタッフとの面談を調整してもらい、4〜5人と実際に話しました。
そのうちのお一人と個人的に仲良くなり、そこからカナダ・アメリカ人の友人グループに参加させてもらえるようになりました。 結果、日本人が入りづらいローカルコミュニティに自然と入るきっかけにもなりました。

TwinsのSNS担当に選ばれたきっかけも「行動」から
Twinsカナダ留学のSNS担当をゲットしたのも大きかったです。
応募条件は「カナダ在住」。でも、僕が応募したのは渡航1か月前。
普通なら応募対象外ですが、そもそも下見渡航で関係構築ができていたことや、下見の時にたまたま撮っていた動画素材を使うことで課題動画の提出もできたことなどにより、結果的に採用につながりました。
「準備していたつもりはないけど、行動していたからこそチャンスになった」
そんな出来事でした。

コネがコネを呼んでいく:仕事編
バンクーバーでの仕事も、ほとんど人の紹介でした。
- 日系企業のInstagram運用
→もなきさんの紹介 - ミールキットのデリバリー
→Twins前任のShungoから譲り受けた仕事 - 寿司シェフとしての仕事
→渡航前の寿司学校で、お店のオーナーも通っていたことが判明し、カナダ渡航後にそのお店に行き挨拶→1年後オファーしてもらう
「コネが大事」の本当の意味
日本だと「コネ」という言葉にネガティブなイメージがあるかもしれません。
でもカナダで1年過ごして感じたのは、コネとは「信頼できるつながり」のことであって、決してズルをすることではないということです。そしてその「信頼」は、行動しないと生まれません。
行動力と聞くと、多くの留学生がオンラインでの発信やミートアップに参加することを思い浮かべると思います。もちろんそれは良いことですし、むしろXを始めてみたり、選り好みせず面白そうなイベントがあればどんどん参加すべきだと思います。
ただ、僕からは行動的な面と、マインド的な面でお伝えしたいことが2つあります。
① 自分を知ってもらう(発信する)
- 自分が何をしているか
- 何をしたいのか
- どんなスキルがあるのか
これも多くの人が心がけていることだとは思いますが、オンラインでもオフラインでも具体的に伝えることが大事です。「何かあったら声かけよう」と思ってもらえる確率が一気に上がります。
② でも、その前に“相手を知ろうとする”
コープ留学の座学やミートアップとなると途端に、仕事に繋がるチャンスはないか!と血眼になりがちですが、最初からTakeの姿勢(相手から何かを得るスタンス)が出てしまうと、関係は続きません。
- 自分が役立てそうな情報は積極的にシェアする
- 小さなことでも「話を聞かせてほしい」と相手へ興味を示す
- 少しでも面白いと思ったらその場での関係で終わらせずお茶やご飯に誘う
こういう積み重ねで、人間関係が育っていきます。貴重な友達もできるし、僕の場合マーケティングの勉強会の主催にもつながりました。SNSを交換して終わり、の関係性から抜け出すには、ここが本当に大事です。関係性を切るのは簡単ですが、繋がってそれを育てていくのは大変なことだと思います。
コネでチャンスをもらっても「準備しておく人」が勝つ
コネだけで全部うまくいくわけではありません。
前述したように、僕はレジュメは出しませんでしたが、
- マーケティングではポートフォリオで企画提案
- 寿司の仕事では技術と英語力をしっかりアピール
こうした積み重ねがあったからこそ、仕事につながりました。形になりそうだったけれど失敗したチャンスも多いので、まだまだ反省点も多いです。

行動力とは「難しいこと」ではない
行動力というと大げさに聞こえますが、僕がやってきたことは実はとてもシンプルでした。
- 興味があれば一度会いに行く
- 面白いと思ったら参加する
- 好奇心のアンテナを常に広げておく
この積み重ねで、僕の留学生活はどんどん広がっていきました。

これからコープ留学に挑戦する方へ
これからコープ留学にチャレンジする人も、気負いすぎず、「目の前の経験や出会いを、純粋に楽しむ」。 それが結果的に、人生の可能性を広げる一番の近道だと思います。僕の体験が、これから挑戦する皆さんの一歩を後押しできたら嬉しいです!
以上、最後までお読みいただきありがとうございました!




