【体験談】40代のカナダ留学!想定外の5つのリアル

お疲れ様です。Aiko です。
今回、Twinsカナダ留学主催の「コープ留学 Advent Calendar 2025」の15日目を担当することになりました。
12月もついに折り返しですね!
今回は社会人生活&人生の折り返しを機に、40歳を超えて留学した私が直面した「想定外のリアル」をシェアします。
私は留学前はSaaS企業でマーケティングの仕事をしており、自身の社会人20周年記念事業と称して、人生後半戦に向けた「働き方」の選択肢を増やすためカナダに留学中です。今は2026年1月からILAC のCo-op(Sales and Marketing)座学期間(以下、コープ)を控え、4ヶ月間のESLが終了したところです。
さて40代の留学ともなると20代とは事情が全く違います。
キャリア、健康、お金、考慮すべき項目は尽きません。そして「仕事辞めてまで今さら失敗したくない」気持ちも正直強いですよね。
今回はこの年代ならではの意外な発見から失敗談まで私の体験をギュッと詰め込んだので、行きたいけど怖い、と二の足踏んでる社会人の皆さんの参考になれば幸いです。
1. 40代の留学生は意外に多い
渡航してまず驚いたのは、意外にも中年留学生が多いということ。バンクーバーには世界の中年が学びに来ています。既婚者や子持ちも多く、目的、期間も異なりますが自分に合ったスタイルで自分のために学び直す時間を捻出し、楽しんでいました。
世界中の同年代とキャリアや働き方の情報交換ができたのは想定外の収穫です。日本では出会えないロールモデルを発掘できるのはこの年代で留学する醍醐味だと思います。
2.学び:社会人経験は学びのブースター
これまでの社会人経験が英語学習に役立つと分かったのが「Business Engish」のコース。このコースはこれまで学んだ英語のアウトプットを重視し、ビジネステーマを扱ったグループプレゼン等に取り組みます。クラスメートも社会人や意識の高い学生が多い傾向があります。
・仕事の経験とリンクする単語・フレーズは定着しやすい
・多国籍・多世代グループワークのリーダーとして「国際的に働く」感覚を体験できる
・コープ前に英語のプレゼン発表やレジュメ作りも先取りできる
と、仕事やマネジメント経験があるからこそ早く、深く学べるし、最終的には元カナダ企業の人事だった先生にレジュメの添削までしてもらえてメリットだらけでした。
3. 健康:Age is NOT just a number!
欧米には ” Age is just a number “ (年齢なんてただの数字にすぎない)というとても素敵な考え方があります。心も仕事も留学も年齢なんて関係ありません。
しかし体となれば話は別。年相応を知って「体に無理をさせない」ことがエイジレスに留学生活を楽しむ基本です。
というのも私の場合、溜まった仕事の疲れが噴出したのか、渡航後に健康トラブルが続出。
突如始まる老眼、肌荒れ、胃もたれ、白髪のオンパレードで、現地に体が適応するのに3ヶ月かかりました。
日本の保険診療も受けられず、医療機関の受診ハードルも高いカナダでは「健康維持」は中年留学生の最重要テーマです。この経験以降、私も健康第一で家選びやスケジュールを考えるようになりました。
4.お金:サバイバルにしに来たんじゃない、サバティカルだ!
次は、みなさん気になる40代留学生のお金事情。ここでの気づきは一旦日本で引き上げた生活レベルは落とし切れないということです。
社会人留学生は私も含め、オンラインの業務委託など日本に何らかの収入源を確保してから渡航する方が多いです。これは帰国後のキャリアの足がかりにもなるし、複業で生計を立てるお試し期間としても有効です。
それでも円安の影響もあり節約は留学生活の基本。
私も常にお金のことを心配し、当初何でもかんでも節約していたのですが、いつの間にか心がすり減り、楽しいはずの留学生活がしみったれて来るのを感じました。健康トラブルの追い打ちもあり「今さらサバイバルしに来たんじゃない、人生一度のサバティカルに来たんだ!!」
と開き直り、心身をヘルシーに保つメリハリのあるお金の使い方にシフトしました。
私の場合は、専用バスルームや日当たりなどの住環境、そして今しか行けない旅行・イベント、自炊中心ですが食事はお金をかけ、代わりに外食、お酒や洋服、突発のお誘いなどはお断りするなどで節約しています。
日本と違いお金もモノも限られるカナダの生活は、今の自分に本当に必要なものは何か見つめ直す機会になりました。

5.人間関係:Takeから始める勇気
この年代になると、一方的に“人に頼ること” に抵抗を感じる人も多いと思います。
私もホームステイの延泊、引越しの車だしなど、知り合って間もない方々の親切な申し出に心から感動すると同時に、今の自分にお返しできる事が何もなく心苦しさを感じていました。
なのでその方から「知り合いがボランティアを探してるんだけど手伝えない?」と言われた時は絶好のお返しの機会!!と即快諾。
日本語学校でボランティアを始め、そのご縁が集客のSNSマーケティングのボランティアや講師アルバイトの機会にも繋がっていきました。
ここから私は
「Take からはじめてもいい、必ずGive できる機会はくる。どちらからでもいいからこの循環に入る事がカナダのコミュニティに入る第一歩なんだ。」
と学びました。おそらく私が彼らの親切に遠慮していたらそれ以上の関係にはならなかったと思います。

まとめ
40代の留学は、自身のこれまでの経験を強みに変え、価値観をアップデートできる機会です。
日本と全く異なるカナダの日々は、授業以外も学ぶ機会に溢れています。カナダの多様性に揉まれ、知らぬ間に凝り固まっていた自身の価値観が一枚ずつ剥がされていく感覚があります。
「四十にして惑わず」という有名な言葉がありますが、“惑”は元々“或”という文字だったという解釈もあるそうです。40代は迷いがなくなるのではなく、今までの “或(枠)を一度外す” タイミングだというのです。留学はその絶好の機会なのではないでしょうか?
この記事が留学を迷っている皆さんの最初の或(枠)を外すお手伝いができたら幸いです。
以上、最後までお読みいただきありがとうございました。
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