Co-op留学とワーキングホリデー、どっちを先にするべき?

作成日:2023年12月26日 最終更新日:2023年12月18日

みなさん、こんにちは。Twinsカナダ留学のもなきです。

この記事を読んで下さっている方の中には、

「カナダ留学行きたいけど、Co-op留学(以下:コープ留学)とワーキングホリデー(以下:ワーホリ)のどっちにしようか迷っている」

「コープ留学とワーホリを組み合わせるとしたら、どっちを先にした方がよいか分からない」

という方もいると思います。

そこで今回は、コープ留学ビザとワーホリビザのどちらを先に申請するべきかについてお話ししたいと思います。

結論:コープ留学のビザを先に申請するべき

結論から先に言うと、コープ留学ビザを先に申請し利用することをおすすめします。

もちろん、すべての人にこの方法をおすすめするわけではありません。年齢や予算、目的によってはワーホリビザを先に申請・利用した方がいい人もいますが、「あくまで一般的な考え方として」の結論になります。

コープ留学のビザを先に申請・利用するべき3つの理由は以下のとおりです。

理由①:コープインターンの仕事探しの可能性が広がる

コープ留学は簡単に言うと、専門的な知識を学び、その分野で就労体験もできる留学プログラムです。例えば、トータル1年間のコーププログラムだと、最初の6ヶ月は学校での座学期間、後半の6ヶ月はインターンシップ期間になります。

コープ留学のインターン先を探す時に、雇用主が気にすることの1つが”ビザ”です。基本的に雇用主は、少しでも長く働ける人材を欲しがります。そのため、「6ヶ月しか働けない」という場合と「今のビザはあと6ヶ月だけど、ワーホリビザ申請するつもりだから1年6ヶ月は働ける」という場合だと、採用される確率も変わってきます(もちろん、期間だけでなく、英語力や経験なども重視されての総合判断です。)

ワーホリビザを先に利用して、その後にコープ留学のビザに変更となると、この手法が使えないので、少しでも長く専門領域での就労経験を積みたいという方にはおすすめです。

理由②:永住権へ繋がるチャンスが上がる

これは、「いずれカナダでの永住権を獲得したい」と少しでも考えている方にとって重要な情報です。

コープ留学中は、座学期間であれインターンシップ期間であれ、ビザのステータスとしては「学生ビザ」になり、この期間はいくら働いても永住権申請時に必要なポイントには加算されません。一方で、ワーホリビザは「ワークビザ」なので、永住権申請時のポイントに加算されます。もちろん、そのポイントが高いほど永住権獲得の確率が上がります。

そのため、先にコープ留学のビザで渡航し、コープインターン探しで獲得した企業での仕事をワーホリビザに切り替えた後も継続して働くとなると、

  1. より長く現地での就労体験を積むことができる
  2. ワーホリビザ期間の1年をまるまる就労に充てれば、最大限のポイントを加算できる

と一石二鳥になり、永住権獲得のためのポイントを効率良く積むことができます。

理由③:2年目は好きな仕事ができる

コープ留学のインターンシップは、基本的に学校で学んだ領域やその関連領域・職種での就労が認められていますが、ワーホリビザはそのような制限がないため、好きな仕事に就くことが可能です。

上記では、「コープ留学中のインターン期間に就労した場所でワーホリ期間中も継続して働く」という例でお話ししましたが、それが正解という訳ではありません。

実際にコープ留学を通じて、

「この仕事は向いていないな」

「この仕事も面白そうだな」

「他の州でも働いてみたいな」

と思う可能性も十分あります。そうなった時、ワーホリビザを持っていれば制限のないワークビザなので自由に選択できるのがとても魅力です。

補足:ワーホリビザを先に申請した方が良いケースも

補足として、ワーホリビザを先に申請・利用した方がいいパターンをいくつかご紹介します。

パターン①:1年以内に31歳になる方

ワーホリビザは、申請時点で31歳未満でないと申請できません。そしてワーホリビザは一生に一度しか使えない切り札です。そのため、1年以内に31歳を迎える方は、ワーホリビザを先に利用した方が良いこともあります。

パターン②:コープ留学の予算が足りないけど、渡航したい方

カナダ留学の渡航前にかかる初期費用は、学校に通わなくていいワーホリと、学校に通うコープ留学では、授業料の支払い有無の違いがあるため、コープ留学の方が出費が多いです。

コープ留学に行ける予算は今の時点ではないけれど、今すぐにカナダに行って海外生活や異文化体験をしたいという方、そして現地で働きながらコープ留学のための資金を稼ぎたいという方は、ワーホリが先の方がいい可能性もあります。

パターン③:学校で特に学びたいことが決まっていない方

コープ留学は、仮に1年間のプログラムだとしても費用としては約200~300万円かかります(カナダ滞在中の生活費込み)。そのため、学びたいことが定まっていない場合はワーホリを先に利用した方がいいケースもあります。時間とお金を無駄にしないように、事前に考えてから決断することが大切です。

最後に

いかがだったでしょうか?

これからカナダへの留学を考えていて、コープ留学にするかワーホリにするか考えている方の参考になったら幸いです。

当社では、コープ留学した人が集うオンラインコミュニティ(Co-opers:クーパーズ)を運営しております。Co-op留学からワーホリビザへの切り替え方法や、カナダでの日常生活に関する疑問や不安を気軽に相談したり、メンバーとキャリアの話をしたり、自分の事例をシェアしたりしながら情報交換ができる相互扶助のコミュニティです。Twinsカナダ留学を通じてCo-op留学を決められた方は、全員加入が可能です。ぜひフル活用してください。コープ留学を通じて、本気でキャリアチェンジやキャリアアップを目指したい方からのご相談をお待ちしております!

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