【コープ留学体験談】Vol.3 | 30代のコープ留学のリアル。キャリアアップだけじゃない、「キャリアブレイク」という視点

作成日:2026年9月17日 最終更新日:2026年9月18日

こんにちは、Twinsカナダ留学ブログ担当のAkaneです。
Co-op留学(以下、コープ留学)のプログラムを終え、いよいよ帰国が迫ってきました。

今回は、34歳の私が1年3ヶ月にわたるコープ留学を通して感じた「30代からのコープ留学のリアル」を振り返ってみたいと思います。

30代からのコープ留学は今後のキャリアにつながるのか?

私は新卒で入社したインテリア関係の会社で約11年間、法人営業やEC、広報・マーケティングを担当していました。仕事は本当に楽しくてやりがいあるものでしたが、一度海外で生活してみたいという思いもあり、夫婦で海外留学に行くことを決めました。

夫婦留学のメリット・デメリットについては、過去にブログにも綴りました☺️

コープ留学では、CCTBのデジタルマーケティングを専攻。お仕事は、TwinsのWebマーケティングの他に、リテール・SNSマーケ、カフェと3つを並行していました。

私の場合、新しいキャリアに挑戦するための留学というより、これまの経験をベースに、海外で学び、働いてみたら自分は何を感じるのか。これからのキャリアを考えるための留学という側面が大きかったと思います。

日本でのキャリアを超えることは難しい

キャリアという視点でコープ留学を振り返った時、私が率直に感じたことは、
留学中に、日本で積み上げてきたキャリア以上の仕事を経験することは難しいということです。

もちろん留学中の目標は、人それぞれですし、0から仕事を探して英語環境で働く・生活するということ自体がとても意味のあることだとは分かっていました。
しかし、10年のキャリアを一旦ストップして留学に来て、何か成長できることをしないと!と焦る気持ちもあり、自分が今まで日本で経験してきたことと、今カナダで実現できる仕事のギャップに悩むこともありました。

特にすでに社会人経験が長ければ長い人ほど、このギャップは大きくなりやすいのではないでしょうか。

英語力や経験だけではない、「ビザ」という壁

カナダで仕事を探して感じたのは、英語力やこれまでの経験だけではなく、就労できる期間=ビザも大きく関係するということです。

コープ留学は前半の座学期間、後半のインターン期間で就労できる時間が異なります。1年間のコーププログラムの場合、さあ後半フルタイムのインターンを探そう、というタイミングで残りのビザが6ヶ月しかないという状況になってしまいます。

企業の大小に関わらず、働ける期間が短い人材が採用されるハードルは高く、渡航前にはイメージがつかなかった部分でもありました。
もちろん、そんなことは関係なく自分で行動を起こしたり、キャリアを切り拓いていく人はたくさんいます!

しかし、ワーホリなどの制度を使っての延長が難しい30代からの留学を考えるときに、事前に知っておきたい現実の一つでもあると思いました。

夏だけじゃない、秋も素敵なバンクーバー

それでも、30代で留学をしたことに後悔はなし!

じゃあ30代でコープ留学する意味はないの?と思われるかもしれません。
むしろ、挑戦して良かったですし、全く後悔はありません。

「価値観が変わった」というより、自分の価値観が明確になった

海外留学すると「価値観が変わる」とよく言われますが、私の場合は少し違いました。

新しい価値観を手に入れたというより、価値観や判断軸が以前より明確になったと感じています。

日本で毎日働いていると、目の前の仕事や生活に追われて、改めて自分のこと考える機会は意外とありませんでした。しかし、一度これまでの環境から離れ、言葉も文化も仕事の探し方も違う場所で生活してみることで、「自分はこんな環境で働きたい」「こんな環境で生活したい」という大切にしたいことがよく分かってきました。

また、私は超インドア派でレインクーバーが全く苦じゃなかったり、あんなにアイドルを追いかけてたのにライブに行けないなら行けないで楽しく生活できる、意外な!?一面にも気づきました。

これは今後仕事を選ぶときだけではなく、これからの人生の選択をするときの判断軸になっていくと思っています。

バンクーバーでW杯を観戦できたことは一生の思い出⚽️

人との出会いは、大きな財産

社会人になると、新しい人と出会うことはあっても、そこから「友達」になれる機会は少しずつ減っていくように思います。

カナダに来て、いろいろな人の考え方や生き方に触れられたことは、とても刺激的でした。
もちろん異国の友達ができたことも留学の醍醐味ですが、何より日本にいたら会えなかったような日本人の友達と仲良くできたことは、今回の留学で得た大きな財産の一つです。

そんな友達とは、Twinsが運営するCo-opers(クーパーズ)のオフ会を通して知り合う機会が多く、改めてTwinsという留学エージェントを使って良かったなぁと思っています!

日本で積み上げた経験を、海外から見直してみる

もう一つ面白かったのは、日本で働いてきた経験があるからこそ、カナダでの仕事を様々な角度から見ることができたことです。

例えば、カナダでは残業はほとんどない一方で、休憩時間が短く仕事中の負荷は意外と高いこと。カスタマーへの向き合い方や、スタッフへの仕事の任せ方、マネジメントの考え方などにも日本との違いを感じました。

また、日本では後輩やチームを見る立場も経験したので、カナダで改めてマネジメントを「される側」から見ることができたのも面白い経験の一つです。

今までのキャリアを捨てるのではなく、一度外から眺めてみることで、自分はこれからどんな働き方をしたいのかを考える時間を持てることは、30代からの社会人留学の醍醐味なのかもしれません。

日本からも友達が遊びにきてくれました☺️

これから留学を目指す方へ

キャリアブレイクという視点を持ってもいい

既に書いてきた通り、特に30代からの留学では、日本で経験してきた仕事とカナダでできる仕事とのギャップを特に感じやすいです。

そのため、キャリアアップやキャリアチェンジだけを目標にしていると、思い描いていた留学生活とのギャップに悩んでしまうこともあると思います。

もちろん、目標を立てて、そのために着実に努力していくことは大切です。ただ、留学中のすべての経験をキャリアに結びつけようとするのではなく、「キャリアブレイク」という視点も持っておくことで、もう少し自分らしく留学に向き合えるのではないかと感じました。

日本で積み上げてきたキャリアから一度離れ、海外から改めて見直してみる。
そんな時間を持つこと自体が、30代で留学する一つの価値だと、今回の経験を通して感じています。

年齢は関係ない。しかし、年齢によって選択肢は変わる

海外に出て改めて驚いたことは、誰も年齢を気にしないということです。
30代で留学に来た私にとっては、とても心地良いものでしたし、良い意味でショックを受けました。

ただ一方で、ワーホリや帰国後の転職活動時には年齢による条件があるというのも事実です。

何歳からでも挑戦はできますが、何年滞在できるのか、帰国時に何歳になっているのかによって、留学中の過ごし方やステップの積み方も変わってくると思います。

私自身も、もしコープ留学の後にワーホリ延長ができたら、もっと仕事の選択肢を増やしたり、帰国後のキャリアの考え方も変わっていたかなと少し後悔しています。
特に30代からの留学は、渡航前に一度現実的に考えておいた方が良いポイントでもあります。

収入や生活水準の変化に耐えられるか

もう一つ、考えておきたいことは収入面です。

カナダは日本と比べて最低賃金が高く、円安傾向も相まって「海外で働いた方が稼げる」という情報を見ることもありますが、すでに日本で何年もキャリアを積んできた私たちが比較すべきは、「日本で自分が得ていた収入や生活水準」と「カナダで実現できる収入や生活」です。

少なくとも私は、収入も生活水準も、日本にいた時より下がってしまうことがほとんどだと感じました。
収入も安定せず、シェアハウスに日本の倍以上の家賃を払って住む、この現実を受け入れる覚悟は必要です。

ちなみに私は渡航初日に、家の家電が全て古すぎて帰りたくなり泣きそうになりました。笑
しかし慣れるもので、生活水準が下がったとしても生きていける安心感をゲットしました!

渡航したてのキッチン周り…綺麗とは程遠い状況に絶句!

必ずしも”コープ留学”にこだわらなくてもいい

そして実際にコープ留学を経験したからこそ、最後に伝えたいことは
30代から海外へ行く=必ずコープ留学でなければならない、ということではありません。

目的が「専門職へキャリアチェンジすること」なのか、「英語環境で生活してみること」なのか、「一度仕事から離れて、これからのキャリアを考えること」なのか、目的によって、選ぶべき渡航方法は変わります。

場合によっては、長期休暇やリモートワークなどの制度を利用し会社を離れずに、一定期間海外生活してみる方法や、語学留学、さらにはTwinsがやっているキャリアブーストのようなプログラムを利用する方が、自分の目的に合っていることもあります。

キャリアだけでなく、生活面や体力面でも30代からの留学は、驚くほど大きな変化となります。
なので一概に「迷っているなら行ったほうが良い!」とは正直言いづらいです。

「コープ留学に行くか、行かないか」から考えるのではなく、「自分は海外で何を経験したいのか」から考えてみる。
その上でコープ留学が一番合っているのであれば、挑戦してみることはとてもおすすめです!

無事に卒業できました!

まとめ

30代からの留学は、必ずしもキャリアアップやキャリアチェンジへの近道ではありません。特に、既に日本で長くキャリアを積んできた人ほど、カナダでできる仕事とのギャップを感じ悩んだりモヤモヤすることも多いと思います。

それでも私は、実際に海外で学び、働く経験ができて良かったと思っています。

英語で専門分野を学び、仕事を探し、実際にカナダの職場で働いてみる。そこまで経験したからこそ、日本で積み上げてきたキャリアを違う角度から見ることができ、自分の強みや仕事に求めるものも以前より明確になりました。

そしてこれは、すでに社会人としての経験がある30代だからこそ、気づけたことも多かったように思います。

私はキャリアアップだけが、留学の成果では無いと思っています。
これまでの安定した生活を一度離れ、海外という違う環境から自分の仕事や人生を見直してみる。そして、これからどう働き、どう生きていきたいのかを考える。
そんなキャリアブレイクの時間を持てたことが、私にとって30代でコープ留学に挑戦した大きな意味だったと思います!

そして、Twinsには同世代で留学に挑戦している方も多く、コミュニティの存在は想像していた以上に大きく、私自身たくさん刺激をもらいました。
これまでのキャリアや帰国後のことも含めて留学を考えたい方は、ぜひ一度相談してみてください!(最後に宣伝になってすみません。笑)

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