バンクーバーで日本語OKの病院を紹介!ピーター先生ってどんな人?診察の様子は?留学生も安心の日本語診察を解説
みなさんこんにちは、Twinsカナダ留学のもなきです。
これからカナダへ留学を考えている方にとって、医療の問題は避けて通れない不安要素ですよね。「カナダの医療はアクセスしにくい」「病院に行くのが大変」といった話を耳にしたことがある方も多いのではないでしょうか?
私自身も娘が左腕を骨折した時、近所の救急病棟で処置を受けるまで9時間もかかる経験をしました。留学を考えている皆さんも、日本のようにすぐに病院で診てもらえる環境がないのでは?と不安を抱えている方も少なくないはずです。
今回のブログでは、日本語での診察や処方箋の発行も可能なカナダ在住のお医者さん、ピーター先生へのインタビューを紹介します!インタビューでは、カナダの医療事情の詳細やピーター先生のサービス内容、具体的な相談方法を中心にお話していきます。ぜひ最後までお読みいただき、皆さんのカナダ生活に役立てていただければ嬉しいです!
ピーター先生のプロフィール
ピーター先生はイギリスのミルトンキーンズ出身の医師で、なんと日本語が堪能!大学では生物学を専攻し、第二専攻として日本語を学ばれました。学生時代から日本文化に興味を持ち、卒業後は鳥取県で2年間、ALT(外国語指導助手)として働かれた経験をお持ちです。/
その後、医師になる決意をし、イギリスに帰国して医学部に進学。医師免許を取得した後、ワークライフバランスや自然豊かな環境を求めてカナダに移住しました。2023年に日本語対応が可能なクリニックを開業し、カナダに住む日本人を含め、医療サービスを展開しています。
なぜ日本語対応のクリニックを始めたのか?
ピーター先生が日本人向けのクリニックを始めた背景には、「日本人への恩返し」という強い想いがあるそうです。鳥取県でALTとして働いていた際に、現地の方々から多くの支援を受けた経験があり、「将来は日本人に恩返しをしたい」という夢を抱いていました。
また、カナダの医療システムに課題を感じたこともきっかけの一つです。カナダでは、「ファミリードクター」と呼ばれる「かかりつけ医」を経由して専門病院で診てもらう流れです。しかし、このファミリードクターの登録が非常に時間がかかり、中には数年待たされることもあります。
バンクーバーは人口に対して医師の数が足りておらず、緊急性の低い病気や怪我で医療をすぐに受けられず困っている日本人が多いことを知り、クリニックを開業することを決意したそうです。
カナダの医療事情はなぜアクセスが難しいの?
カナダで医療にアクセスしづらい理由には、以下のような事情があるとピーター先生は話します。
- 移民の増加による医療リソース不足 カナダでは近年、移民の受け入れを急激に拡大してきました。それにより人口が増えた一方で、医療者や医療設備の数が追いついていません。その結果、予約が取りにくい、診療まで時間がかかるといった問題が発生しています。
- 医療費が無料(MSP)であることの影響 BC州では、MSP(Medical Services Plan)によって医療費が無料で提供されているため、ちょっとした症状でも気軽に病院を訪れる人が多いです。これが診療待ち時間の増加につながっています。
※もちろん、救急と判断された場合にはスムーズに診察を受けられるので、安心してください。
ピーター先生への相談方法
ピーター先生のクリニックでは、コンタクトの処方、救急の場合を除いて、基本的にすべての症状に対応可能です。風邪や発疹、怪我などはもちろん、メンタルヘルスの相談にも乗っていただけます。
ただ、やはり直接診察して話を聞かないとわからないものなので、インスタやLINEでのご相談は受け付けていないそうです。診察を希望される方は、以下の公式サイトから診察予約ができますので、まずは診察の予約をしてくだい。
https://www.carepoint.ca/japanese
実際の診察においては、複雑な症状には看護師経験のある通訳者が対応してくれるため、安心して受診できます!
まとめ
その他にも、ピーター先生のInstagramでは、よくある症状に対するアドバイスや豆知識が発信されています。予約前に参考にしてみてくださいね。
https://www.instagram.com/petersensei_van
また、今回のインタビューは、私もなきのYoutube個人チャンネル「名もなきカナダ移住チャンネル【海外移住・親子留学】」で公開したものです。気になる方はぜひそちらもご覧ください。
また当社では、コープ留学した人が集う現地コミュニティ(Co-opers:クーパーズ)を運営しております。カナダでの生活に関する疑問や不安を気軽に相談したり情報交換ができる相互扶助のコミュニティです。
Twinsカナダ留学を通じてCo-op留学を決められた方は、全員加入が可能です。ぜひフル活用してください。
コープ留学を通じて、本気でキャリアチェンジやキャリアアップを目指したい方からのご相談、お待ちしております!
-
ID:@602jfgjr